ケラチンラッシュリフト|新感覚まつげパーマ商材|

まつげパーマ施術後画像

まつげエクステが主流だった2000年時代から20年
まつげ業界は、新感覚のまつげパーマ時代へ
ケラチンラッシュリフト(コスメリフト)について詳しく説明していきます!

1.  まつげパーマの原理

1)まつげの構成

髪もまつげも主な成分はケラチンというタンパク質で構成されています。
ケラチンは、毛だけでなく爪や皮膚の角質層を形成する成分で18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質です。
ケラチンは弾力性があり繊維状の細長いタンパク質となっています。

2)1液の役割

まつ毛のアミノ酸結合を切断し、カールできる毛の状態に

1液の有効成分であるチオグリコール酸は、水素を与えることで毛中のシスチン結合を切断します。このように水素を付加させたり酸素を奪ったりする作用を「還元作用」と言います。
また、1液の大半は、アルカリ剤が配合されています。このアルカリ剤が毛髪を膨潤させ、還元剤を浸透しやすくします。またアルカリ剤は、毛髪内部の塩結合を切断する作用もあります。
このように、1液の働きで毛髪は側鎖の結合が切断されます。

<1液の成分と構成>

ベース:水85〜90%
還元剤:システアミン又はTGA チオグリコール酸11%以下
アルカリ剤:エタノールアミン 0.5%以下(皮膚に良くない)
その他安定剤など

3)2液の役割

切れたアミノ酸結合を再結合し、コームとグルーで上げた眉毛の形に沿って形状記憶

2液の有効成分である臭素酸塩は、酸素を放出することによって切断したシスチン結合を再結合させます。
このように酸素を与えたり、水素を奪う反応を「酸化」といい、酸化を行う成分である臭素酸塩や過酸化水素を「酸化剤」といいます。そして、2液の酸化の働きは、臭素酸塩は酸性で強まり、過酸化水素はアルカリ性で強まります。
加温すると、急激な酸化反応によりダメージの原因となります。

<2液の成分と構成>ベース:水 97%前後
酸化剤:臭素酸ナトリウム又は過酸化水素水 3%前後
その他安定剤など

2.  まつげパーマとケラチンラッシュリフトの違い

ケラチンラッシュリフト(コスメリフト)の成分は以前のまつげパーマ剤に比べ刺激が抑えられ、まつげに対するダメージを考慮されています。

ケラチンやその他の配合された成分で、施術をしながらまつげのトリートメントを行うようなイメージですが、薬剤の特性上どうしてもまつげにダメージは与えてしまいます。

ケラチンラッシュリフトで使用する際にもカールの効果を発揮させるため決して優しい成分だけではないので、直接肌や粘膜に付かないように注意しましょう。以前のまつげパーマの溶剤より、より毛先に近い部分まで塗ることができます。

ケラチンラッシュリフトとまつげカールは薬剤の放置時間の違いがありますが、カールの持続力は基本的にありません。

3. まつげエクステが合う人とラッシュリフトが合う人

まつげエクステは、まつげを太く・長く・量を多く見せることができます。
目をパッチリ、大きく、はっきり見せるアイライナー・マスカラのような効果があります。

ラッシュリフトは、どのような人におすすめか?
・地まつ毛の濃さや長さに満足していてカールをつけて目をパッチリさせたい
・まつ毛エクステをすることができない(職場の規則、アレルギーがある)
・エクステより地まつ毛派でナチュラルが好き
・朝の時間を短縮したい
・ビューラーで思い通りにカールが作れなかったり、下がってしまう
・マスカラを付けるとパンダ目になってしまう

ラッシュリフトのメリットデメリット
▲メリット
・下向きまつ毛のコンプレックスを解消
・癖毛、逆さまつ毛の矯正
・簡単にお顔の印象を変えることができる
・マスカラが塗りやすくなる
・年齢に合った目元美を表現できる
・まつ毛がカールするので視界が改善される
・目をこする癖がある方やしっかり洗顔したい方にも向いている
・アフターケアが簡単

▼デメリット
・自分自身に施術をすることはできない
・エクステや付けまつ毛のような長さ、太さ、量の調整はできない
・エクステとの併用には不向き
・まつ毛の長さやまぶたの形状によって不向きな方もいる
・まつ毛が傷んでしまう
・施術数週間後にまつ毛が不揃いになってしまう

4.  ラッシュリフトのもちと施術頻度

●ケラチンラッシュリフト(ブロウラミネーション)のもちはまつ毛の状態やアフターケアにより異なりますが4〜6週間ほどです。

●数週間後にはまつ毛が伸びて根元の立ち上がりが弱くなったり、新しいまつ毛が生えてくるので落ちてきたように感じられます。

●リペアは5〜6週間に1回を推奨いたします。(ダメージが気になる場合は6週間に1回)

5.  ラッシュリフト施術後のアフターケア

ラッシュリフト施術後画像

|施術後のご注意(24時間以内)|
●ラッシュリフトのもちを良くするため、まつげを濡らす洗顔はお避けください。 施術後のクレンジングは拭き取りタイプがおすすめです。
●ラッシュリフトが定着しておらず、眉毛が柔らかくなっている状態なので、眉を強くこすることは避けてください。
●まつげのメイク、保湿は避けてください。
●サウナや激しく汗をかくスポーツはお控えください。
●うつ伏せで寝るなど、眉に長い間負担をかけることは避けてください。

|洗顔方法|
●施術後はラッシュリフトの持続性を高めるため、優しくクレンジングをしてください。
●アイラッシュメイク用品(アイライナーやマスカラ)は簡単にクレンジングができるものをおすすめします。
●洗顔後はタオルでこすらずに、上から優しく押さえ毛の流れに沿って拭いてください。
●洗顔後はブラシなどで毛流れを整えて下さい。もちが持続しやすくなります。

|お手入れ方法|
●トリートメント効果のあるコーティング剤を使用してまつげのケアを行なってください。

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